こんばんは、葵です。
今日はお題スロットからひとつ。
会社を休職して、時間が有り余るようになりました。働いていた時には考えられなかった。でも、あれ。一日ってこんなにも長かったっけ。
会社で働きだした頃から、一日が一瞬に過ぎ去ることが当たり前で、自由な時間の過ごし方がすっぽりと抜け落ちてしまったよう。
昔は「何もしない」がいかに大事か、よくわかっていたはずなのに…
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ひさしぶりに「めがね」を観ました。
ゆったりとした時の流れが心地よい映画。
キャッチコピーは「何が自由か、知っている」
この映画は自由とゆとりを思い出させてくれる、わたしのバイブルみたいなもの。
映画のセリフにある、一説がお気に入り。
「大切なものを何でもしまっておく癖があるんですよ。でもどこに仕舞ったか忘れるみたいで。それがコージのいいところでもあります。」
大切なものをどこにしまったのかわからなくなって血眼で探すけれど、見つからない。
でも、それでもいいんだなって。きっと、本当に大切なものはひょっこり姿を現してくれるから。だからそれまで、たそがれて待とう。
固まった脳みそがふわりとほぐされていくような、凍ったこころが溶けていくような、そんな気分になりました。
わたしはまだ、自由がなにか知っていないのかも。
もっと自分のこころを自由にしてあげよう、と思った今日この頃。