こんばんは、葵です。
ラトリエモトゾーで苺パフェを食べた後、ホテル雅叙園で行われている「和のあかり×百段階段展」へ行ってきました!
和のあかり × 百段階段展へいってきた
去年SNSで見て行ってみたかった、和のあかり展
どうしても見てみたい!と彼に伝えたところ、連れて行ってくれました。
和のあかり展とは?
東京都指定有形文化財 であるホテル雅叙園の「百段階段」に、青森のねぶたなど「和のあかり」が展示されるイベント
文化財を昔ながらの和のあかりや現代アートが優しく照らし、楽しくて不思議な空間が出来上がっています。
金魚ねぶた
百段階段を上がる前にいる、金魚たち
東北出身の彼曰く「金魚ねぶた」と言って、真っ赤な金魚が何段にもぶわーっと飾られるのだとか。
風が吹くたびふわりふわりと揺れて、気持ちよさそうに泳いでるよう。
百段階段
踊り場などを含め、階段が百段続いています。
左横には段数が書いてあり、確認しながら楽しく登りました。
階段の右端にはこけしがちょこん。
様々な色や表情をしたこけしがいて、見ていて飽きないです。
お布団で寝ている子などがいましたが、私のお気に入りはお姉ちゃんの後ろに隠れるこけし!
鬼瓦
あかりに照らされて、顔の影が濃くなる鬼瓦
型を使わず手作りされたのかな?彫った線が繊細だけど荒々しくてかっこいい。
特に迫力満点だった、閻魔様のような鬼瓦をぱしゃり!
切り絵
切り絵で動物たちが書かれたゾーン
床には人工芝が敷いてあって、なんだかメルヘンな雰囲気です。
お気に入りは魚が集まって大きな魚になっている作品と、大きなクマの顔!
これはぜひ、自分の目で確かめてみてください。
ねぶた
人生で初めて見る、ねぶた
ぼわんと怪しげに光る、迫力満点のねぶたがかっこいい!
初めて見たけれど、和紙に光が吸収されてぼわわんと光るのが、なんとも怪しげ。
また、展示されている百段階段の部屋がかっこいい!
金色に光る壁と、牡丹や桜などが彫刻されている天井に、ねぶたの光が反射してこれまた怪しげに輝いていて素晴らしい。
草と電球
ススキやひょうたんなど、自然のものとあかりを合わせた展示
自然のものとあかりって、発想がおもしろいなあ。
特にお気に入りが鬼灯
紅くきらめいて、不思議な魅力を放っています。
鬼灯の葉脈ってこんなにきれいだったのか…と思う作品。
ほかにも…
和紙で作られた金魚たち
その下にある桜の浮かぶ波紋のようなガラスが、きらきらといろんな色に変わっていきます。
ステンドグラスで和のモチーフを描いていて、とても綺麗でした。
江戸切子の飾ってあるガラスに反射したステンドグラスもきれい。
和洋折衷だなぁと、一人シャッターを切ったのでした。
階段を百段上がりきると…
天井からつるされたたくさんの風鈴
その奥には青いタイルが綺麗な間が。
青い光に照らされて、紅葉やススキが飾ってあって、とても素敵です。
奥には生け花が飾ってあり、その前を鳥がふわりふわりと飛んでいます。
気泡が入ったガラスが、本物の雫のように見える作品
このガラスが綺麗で、ずっと見とれていました。
おわりに
ここ最近見に行った現代アートや美術展で一番楽しめました!
現代アートがさっぱりわからない 美術館嫌いな彼も、大満足な展示でした。
身近にあるものを使っていたり、題材がなじみ深かったり、写真を撮ってもOKという「親しみやすさ」があるので、美術展はちょっと…という人にも楽しめる展示会になっていると思います。
また、百段階段自体もとても綺麗で、展示を邪魔せず馴染んているのがすごいなって思いました。
作品だけでなく、壁や天井にも注目して、ゆっくり展示を楽しむといいと思います。
階段を100段も上がるの!?と思うかもしれませんが、作品を見るためちょこちょこ部屋に入るので、階段を上っているしんどさは感じませんでした。
8月27日まで開催していますので、ぜひ行ってみてください。
百段階段は土足厳禁なので、着脱しやすい靴で行くことをおすすめします。
和のあかり×百段階段展2017 ~日本の色彩 日本の意匠~ | 百段階段イベント | ホテル雅叙園東京(目黒雅叙園)