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いわた書店の一万円選書に当選しました

こんばんは、葵です。

読書が好きなわたしですが、読む本は偏っているなぁと思う今日この頃。

 

好きな本ばかり読むのもいいけれど、食わず嫌いもよくないのでは…?

たまには違う本をと思い、こんなおもしろいものを。

いわた書店の一万円選書に当選しました

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Facebookで知った、いわた書店さん

北海道の砂川にある、小さな町の本屋さん。

そんないわた書店さんの「一万円選書」というのが密かに人気を集めています。

 

読書難民のために、岩田さんが本を1万円分選んで送ってくれるというサービスです。

読書歴や人生観について書いたカルテをもとに、ひとりひとりに合った本を選んでくれるのです。

 

読む本が偏っているわたしにぴったり!

と応募したものの、人気で落選続き…

ですが、3度目の正直で当選しました!

 

選書カルテを書く

 

当選したら、いわた書店さんから送られてくる、「選書カルテ」を記入していきます。

 

読書歴

今までの読書歴で印象に残っているもの ベスト20をかきだしていきます。

わたしは苦手だなと思った本も書き出しました。

 

すいかの匂い 〇
夜は短し、歩けよ乙女 〇
かもめ食堂 〇
ここは退屈迎えに来て 〇
つむじ風食堂の夜 〇
終点のあの子 〇
袋小路の男 〇
薬指の標本 〇
キッチン 〇
太陽のパスタ、豆のスープ △
すべて真夜中の恋人たち △
僕は勉強ができない 〇
いとしいたべもの 〇
いちご同盟 ×寄りの△
ツバキ文具店 〇
ミナトホテルの裏庭には 〇
神様のケーキを頬張るまで 〇 
コンビニ人間 〇
今日もやっぱり処女でした 〇 
リップヴァンウィンクルの花嫁 〇

最近の本ばかりですが…

わたしの好きな本の傾向がわかるように、作家さんもばらけさせてみました。

 

ほかにも…

年齢、家族構成、お仕事の内容、気になったニュース、よく読む雑誌、これまでの人生でうれしかった事、苦しかった事などを書いていきます。

 

・何歳のときのじぶんが好きですか?

・上手に歳をとることが出来ると思いますか?

・これだけはしないと心に決めていることはありますか?

・いちばんしたい事は何ですか?

・あなたにとって幸福とは何ですか?

 

など、これまでの人生や自分の価値観なんかを見つめ直す質問があったりして…

本を選んでもらうのに、自分の人生を振り返るというのは不思議な感じ。でも、おもしろい。

 

自由に自分について書けるスペースもあり、思っていることや自分の読書の傾向などを、つらつらとすごい熱量で書き綴りました。

 

選書してもらう

カルテを元に本を選び、本のリストを送っていただきます。

 

すでに読んだ本がないかなどをチェックし、大丈夫であれば本の代金+送料を振り込みます。

わたしの場合、既読の本が1冊あり、交換していただきました。

 

好きな作家さんの本から、気になるなと思っていた本、初めて見る本まで…洋書を読まないという話をしたため、洋書もチョイスしていただいた模様。

 

通勤時間に本を読むとお伝えしたので、文庫本ばかり選んでいただけて、それもありがたかったです!

 

お金を振り込み、到着を待ちます。

 

選書到着!

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選んでいただいたのは、14冊。

しゃべれども しゃべれども

キネマの神様

きみのためのバラ

11/22/63(上中下巻)

食道楽の作法

海よりもまだ深く

向田邦子の陽射し

ジュンのための6つの小曲

神さまたちの遊ぶ庭

トリツカレ男

どちらとも言えません

須賀敦子の旅路

好きな作家さん、気になっていた本、映画を見たもの、全く手に取ることがなさそうな本もあり…

おもしろそうなラインナップです!

 

スティーブンキングは映画は見るけれど、本を読むのはこれが初めて。

上中下巻の大作で、読めるのかドキドキ!

 

向田邦子さんの作品はこれまでいろんな人に勧められてきたけれど、避けてきたんですよね。

ベタすぎるかしらと思って…

でもこれだけ勧められるということは、わたしには縁のある作家さんなのだろうと期待!

 

君のためのバラは、タイトルも作家さんも初めて聞きました。

調べてみるととても有名な方の本でびっくり!

自分一人じゃ辿り着けない本に出会えるのもおもしろい!


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わたしの選書は、人生について考えさせられるものが多いように感じました。

 

というのも、これまでの人生やこれからの自分についての質問に、割とネガティブに答えてしまったから。

ちょうど行き詰まってた時期だったこともあり、人生とは、普通とはを自問自答するような選書カルテでした。

 

「普通」や「他人と同じは幻想」であり、「人と違う」ということに気付ければ、「自分を解放」し「他人を認め」折り合いをつけられる。

選書リストを送ってくださった時に、岩田さんが書いてくださったメッセージが、そのまま本にも反映されているなと思うラインナップでした。

 

おわりに

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自分では手に取らない本、見つけられなかっただろう本があったりして、新たな読書経験ができそうな予感!

 

ただ単におすすめの本を選ぶ、好きそうな本を選ぶというのではなく、わたしの価値観から今後の人生において大切なこと、今のわたしの支えとなる本を選んでくださっている感じがとても良くて。

 

メールをやり取りするたびに、岩田社長の経験に基づくお話を添えてくださり、ふと心後楽になるような、寄り添ってくれるような。

ただ本を選ぶのではなく、人生を共に考えてくださる、そんな選書でした。

 

歳をとって考え方や環境が変わった自分が、どんな本を必要としているのか…

また数年後、一万円選書を利用してみたいなと思うのでした。

 

また、本を読み終わったら感想を書きたいなぁ。