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塩津植物研究所で盆栽をお迎えしました

こんばんは、葵です。

実はわたし、昔から渋いところがあって。

カメラを磨いたり、万年筆で字を書いたり、レコードを聴いたりすることに憧れがあります。

 

特に盆栽を剪定するおじさんは魅力的で。

いつか盆栽を趣味にしたいと思っていたわたしですが、とうとう自分の盆栽をお迎えしました。

塩津植物研究所で盆栽をお迎えしました

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将来、盆栽。」と口にしていたわたしに、奈良ブロガーのゆのじちゃんがいい植木屋さんがあると教えてくれたのでした。

 

彼女は一足先に盆栽をお迎えしていたのですが、わたしの熱い要望に応え、連れて行ってくれました。

https://www.hito-hiro.com/entry/secret4

 

植物選び

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盆栽といえば、松!

みたいなざっくりしたイメージで行ったのですが、塩津植物研究所さんは本当にさまざまな種類の植物があります。

 

悩んでいると、見かねた塩津さんの奥様が声をかけてくださって。

花のなる木、実のなる木、葉が特徴的な木、それぞれオススメの木を教えてくださいました。

 

とある木の前でビビビッと来て、気づいたらお気に入りの子を手にとって歩いていました。

 

うつわ選び

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「盆栽はうつわもお気に入りを選ばないと」と言われたこともあり、ウンウン唸りながら選びました。

 

夜の空に溶けそうな、藍に心惹かれたこの器。

「夜の海か夜の空か、そんな名前だった」という奥さんの言葉に後押しされて選びました。

 

塩津さんの奥様に入れていただいたハーブティを飲みながら、ワイワイ楽しく盆栽を作ります。

ちなみに今日のハーブティは、花粉症に効くらしい!ありがたい!

 

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苗をポットから出して、根っこについた土を落とし、新しい根っこが生えてくるように太い根っこはチョキチョキ切り落とします。

 

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鉢に土を入れて、表面に苔を植えて完成。

 

楓の木

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わたしが選んだのは、楓の木。

「大切な思い出」「美しい変化」という花言葉があるみたい。

 

特にこの木は、春が来て嬉しげな、ひとつだけ上に上に伸びた鳥のようなシルエットの枝が可愛らしくて。


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春には赤色の新芽が、新緑の頃を過ぎ、秋には紅葉を迎えて、葉が落ちる。

季節ごとにいろんな顔を見せてくれるので、一年中観察が楽しめそうです。

 

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小さな鉢の中で四季の移ろいを感じられる。

この新芽たちが、秋にははらりと苔の上に落ちるのは、趣があります。

 

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楓は日光が好きなので、我が家で一番日当たりの良い東向きのベランダに。

四季折々の姿を見せてもらうために、基本はお外に置いておくのだそう。

気温の変化で新緑し、紅葉し、芽吹くから。

 

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いただいた草木との暮らしかたの説明書を見ながら、おっかなびっくり生活して早1週間。

想像していたより遥かに育て方が簡単で、拍子抜けしました。


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春は、朝にコップいっぱいの水をあげる。

雨の日以外は、毎日毎日。


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ぐんぐんと水を吸って、苔と楓の葉がキラキラと朝日に輝く姿がとても綺麗。

水やりのサイクルができたことで、わたしの目覚めも爽やかです。


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植物を育てられるか心配のわたしに寄り添ってくださって、育てやすく、変化が楽しめる木を選んでくださった塩津植物研究所さん。

 

「何かあれば電話してね」と気さくに言って頂けて、本当に草木が身近に感じられる「草木ノ駆け込み寺」です。

 

「スパルタで行きましょう」との言葉通り、水をあげて日光を当てているだけですが、毎日すくすく育っております。


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奈良の橿原市で、愛あるスパルタで育った楓の木は、大阪の住宅街ですくすく育っています。

 

日々暮らしていると、季節の移ろいを感じる暇もなく、気づいたら流れてしまっているから。

小さな鉢だけど、わたしに季節が来る楽しみを教えてくれます。

 

新緑の季節も、紅葉の季節も楽しみ。