お久しぶりです、葵です。
日本一の星空と有名な阿智村に、星を見に行ってきました。
今まで住んだ土地が割と都会であったため、星空を見るのはほぼ初めて…!
ドキドキで行ってきました。
阿智村に星を見に行ってきた
雨女であるわたし。
星空を見に行く日はずっと雨の予報。
どうしても見たくて、彼とふたりてるてる坊主を作ってお願いをしていました。
その甲斐あってか、雨空は免れて。
薄いベールのような雲が何層にも重なって、ミルフィーユのような薄曇りの空に。
どうしても見たいと祈るわたしと、根拠もなく晴れる気がすると楽観的な彼。
真っ暗な夜の山、急斜面を静かに登ってたどり着いたはひんやり涼しいスキー場。
地上との温度差は10度もあるのだとか。
ゆったりと星空を眺められそうな、芝生の丘にレジャーシートを広げて、寝転がりながらビール片手にふたり星空を眺める。
ロープウェイに並んでる最中、山頂から降りてきた方からレジャーシートをいただいたので、ひとり一枚レジャーシートに寝られることに。
ゆったり見られて、すごく良かった!
もやもやとした雲のベールはいまだ取れず…
でも、それでも目が慣れるとうっすら見えてくる星座たちに感動してしまいました。
寒いと聞いていたからウルトラライトダウンを用意していたけれど、必要なさそう。
そうそうに袋へとしまい、枕代わりに。
持ってきたお酒で乾杯をして、カメラをセットして…
そんなこんなしているうちに、一枚一枚ベールは取り払われ、空は晴れていました。
22:30、星空ナイトツアースタートの時刻。
「隣の方と手を繋いで」という指示のもと、目を瞑り、隣に寝転ぶ彼と手を繋ぐ。
みんなでカウントダウン。
0になったと同時にスタービレッジの灯りが全て消えて、目を開けると…
月が明るすぎる!
この日は満月ではないものの、丸くなりつつある月の影響で星空が楽しめないのだそう。
都会にいると月の明るさなんて微々たるものだけれど、こうして電気が消えると満月の明るさに驚きます。
隣に寝転ぶ彼の顔がはっきりと見えるのだから、月は偉大です。
残念だなぁと思いつつ、それでも見える星に目を凝らしていると…
暗闇になれた目にうつるのは、満点の星空。
こんなに沢山の星を見たのは、生まれて初めてです。
綺麗だなぁと眺めていると、チカっと光るものが。
周りの歓声で流れ星だと気付きました。
割とチカチカ流れていて、見えていないだけで夜空には多くの流れ星が流れていることを知りました。
(流星群がピークで見られる2日前だったからかも)
スタッフの方の、月と星の知識を聞きつつ。
お酒を飲み飲み、星を眺める。
たまに瞬く流れ星に声を上げながら、綺麗だなぁって、ほぅとため息。
ぼぅっと空を見上げる、贅沢な時間を過ごしました。
1時間のツアーはあっという間に終わり、スターナイトビレッジのあかりが灯ると、星も何処かへ消えてしまいました。
雨予報で一時はどうなるかと思いましたが、無事に星空ツアーを楽しめました。
月が明るくてもこんなに星が綺麗に見えるならば、新月の日は溢れそうな星空が楽しめると思います。
天の川が肉眼でくっきりと見える、らしい。
次は月が欠けている時に。
何度でも来たいなと思えるツアーでした。
最高の夏休みを堪能できました。