結婚式のムービーの為に、昔の写真を見返している。
感情が顔に出るところは変わっていなくて。
満面の笑みの写真も、ふてくされて睨み付けている写真もある。
大学時代は最近のような気がしていたけれど、わたしも友人も今より幼い。
いろんな写真を見返して思う。
昔のわたしより、今のわたしが好きだ。
わたしの好きなわたしになる
すごく好きではないけれど、昔よりも愛せるようになっている。
それは、自分を知る努力をしたから、
自分のために努力をしてきたからだと思う。
嫌いな性格を直すために、自己理解に努めた。
ジムに通って、ダイエットもした。
骨格診断やパーソナルカラー診断を受けて、自分に似合うを探してきた。
自分を知らなかった頃のわたしは、
自分と他人を比べては、やみくもに絶望していた。
今も嫌いな部分はあるけれど、何が足りないかわかり始めたから、
むやみな絶望はしなくなり、足りない部分を嘆くくらいに落ち着いた。
最高を更新し続けたい
最近強く思うのは、自分ベストを更新し続けたいということ。
前よりすこしいい自分でいられたら、とても楽しいだろうなと思うのです。
それは、年齢や彼氏、結婚、子どもの有無に関係なく。
「筋トレをしている」「こんな勉強をはじめてみた」と言うと、「ダイエットなんてしなくていい」「その勉強は仕事に役立たないと思うけど」「結婚してるんだからそんなのしなくていい」なんてやる気を削ぐようなことを言ってくる人がいる。
わたしは、わたし好みに近づくために努力しているだけ。
もっと自信を持てる自分になりたいだけ。
わたしは自分のために努力するから、足を引っ張らないで。
なんて思いながら、にこっと笑って受け流す。
まだまだ、わたしはわたしを好きになりたい。
その為には努力を続けたい。
「結婚したから」「アラサーだから」「生まれ持ったものだから」
自分の意識の中にも、足を引っ張るものは多いけれど…
わたしは、常にわたしのなかの最高得点を更新し続けたいと思う。
昨日よりも、もっと自分を好きになれたら
そんないいことないでしょう。
だって死ぬまでそばにいるのは自分自身なんだから。
人に好かれる自分になるより、
わたしの好きなわたしになりたいと思う、今日この頃。
〰
高校時代、仲良くしていた友人からの連絡。
変わっていくわたしを嘆き、心配するような文面。
でもなんとなく、手首をグンと引っ張られたような感覚。
話していても噛み合わないことが増えてきた。
自分を嫌って、足りないところばかり探して塩を塗るのはもう疲れたの。
わたしは自分を好きになりたいから。
いつか分かり合える時まで、静かに距離を置いてみよう思う。
自分を好きになるの、案外悪くないよ。