「こんな人になりたいな」
「こんな生活をしたいな」を肥料にして、
自分を豊かにする計画を去年から遂行中です。
心が豊かな人になりたい
わたしの人生のテーマといっても過言でない「心を豊かに」
就活では「ひとの心を豊かにしたい」をモットーに、お菓子メーカーにおもちゃメーカー、家具屋に教育系のベンチャーなど様々な企業を受けました。
業種で絞った方がいいと言われたけど、ひとつ軸を持っていたからか不思議と「何をやりたいかわからない子」とは言われなかった。
ただ一度、「心豊か」を面接で深掘りされたことがあって…
自分なりの思いは伝えたけれどしっくりこなくて、自分でも本質は見えてないなぁと思ったりしたのでした。
心が豊かを本気出して考えてみた
いま、28歳のわたしが思う「心が豊か」というのは、ふかふかに耕されているということ。
いつでも興味の種を撒ける、好奇心がぐんぐん育つ、そんな土壌を持っているひとのこと。
痩せた畑の土は、雨風にさらされて、踏みしめられて、カッチカチに固くなっている。
土の酸素が足りなかったり、土に微生物がいなかったり、酸性やアルカリ性に偏っていたり…
それじゃあ、作物も育たないし、雨が降ると水捌けが悪くて水溜りができる。
たぶん、ひとの心も同じだと思う。
長年生活する中で、他人からの言葉や自分自身の考え方のクセでカチコチに固まっている。
考えが偏ったりして、他者との共存が難しくなったりする。
嫌なことがあると、いつまでも水捌け悪く、心に水溜りが出来たまま。
心を耕すことを大切に
心をふかふかに耕す方法って、畑に通じるのではないかなと思うのです。
畑を耕す時の手順は…
- 今の現状を把握
- 無駄な雑草を抜く
- 土を掘り起こす
- 肥料を入れる
心もたぶん、同じ方法で耕されるはず。
- 自分の現状を把握して、良いところ・悪いところ・目指すべきところを考える。
- 不要なものや習慣、人や考えなどを手放す。
- 凝り固まった自分の心をほぐしていく。違う考えの人と触れ合って刺激を受けてもいいし、自分のダメなところを直してもいい。
- 心をほぐしながら、肥料をたっぷり入れる。気になっていたことをはじめてもよし、自分を労っても、良質な芸術作品と触れ合ってもよし。新たな人間関係を作るのもふかふかになりそう!
そうやって、固まったところはほぐし、たっぷり空気を含ませて、肥料を入れていくことで、偏見を持ったり古い考え方に縋ったりしない、いつでもふかふかで、何を植えてもぐんぐん育つ、良い心を手に入れられるのでは。
日照りや雨続きでも、しなやかに対応できるふかふかな心。
嫌なことがあっても、別の考え方をしたり、人に話して手放したり…
水溜りを作り続けない心。
一見邪魔に見える落ち葉をも受け止めて、なんなら、栄養にしちゃうくらいの豊かな心を作りたいと思うのです。
おわりに
手始めに、
苦手と決めつけていたことをほぐしている。
料理しかり、裁縫しかり、ものづくり然り…
やらざるを得なくて、半強制的に乗り越えたこともあれば、千葉さんと一緒に楽しみながらトライしたことも。
ほぐしてみて気づいたのは「下手ではあるけれど、思ったより出来る」ということ。
できないと呪いをかけていたのは、自分自身でした。
これからは何か迷ったとき「苦手だけどこの方法もあるよなぁ」と思える。
選択肢が少し広がって、なんだか軽やか。
手持ちのカードが増えるって、いろんなことに挑戦しやすくなるなぁ。
こういうのが、豊かさってことなのかもしれないね。