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わたし的一万円選書

バッグの断捨離中
大学時代によく使っていたかばんの内ポケットから、なにやら封筒が出てきました。
開けてみると、1万円

 

たぶん、親戚に誕生日かお年玉か何かで頂いたものを入れっぱなしにしていたみたい。
棚ぼた的なラッキー1万円、こういうのは貯金するよりパーっと使っちゃいたい!
ということで、1万円を持って本屋で買い物をしてみました。

わたし的一万円選書

長らく本を買っていませんでした。
というのも、育児をしていると購入した本はなかなか進まなくて。
期日がお尻を叩いてくれる、図書館の本じゃないと読みきれなくて、いまだに溜まっている積読たち。

 

積読はあれど、新しい本を買ってしまいたくなるのは、読書家あるあるですよね。
本屋へ行ったのはGW。詩は千葉さんと仙台へ帰省中。
詩がいないので、ゆっくりじっくり本が選べました。

おつかれ、今日の私。 / ジェーン・スー

まず真っ先に探した1冊

毎日呟いている、「お疲れ、わたし」
働いていても、子育てしていても、闘病中でも…
とにかくなんでも、今日を生き抜いただけでお疲れ様と思う今日この頃。

ポップに書かれていた「自分のことを好きでいるために生きている!」がグサっときた一冊です。

糸暦 / 小川糸

新刊コーナーで気になって手にした一冊
小川糸さんが季節を慈しみ、旬を味わう本。

今年のわたしは季節を味わうことをテーマにしているのでとてもピッタリだなと手に取った一冊です。
日常を慈しみながら読みたい!

愛するよりも愛されたい / 佐々木良

完全に装丁にやられてしまった1冊
万葉集を奈良弁で翻訳したものらしいです。

令和という元号は万葉集の出典と聞き、気になっていたのですが古文は苦手で…

これは関西弁という馴染みある言葉と、ポップな絵柄がわたしでも理解できそうもいう感じがして手に取りました。

夜空に浮かぶ欠けた月たち / 窪美澄

装丁も書籍名もとても気に入った一冊。
東京の片隅にあるメンタルクリニックを舞台にした、連作短編です。
疲れた心に寄り添ってくれそうな、一冊です。

ミトンとふびん / 吉本ばなな

少し前に出た本ですが、大好きな吉本ばななさんの本。
装丁も素敵すぎる…!

吉本ばななさんの本は、日常の小さな出来事や感情を優しい眼差しで丁寧に表現して、読んでいると救われるというか、洗われるというか…
疲れた時に読みたくなるんですよね。

今のわたしにぴったりな一冊かなと思って選びました。

今宵も喫茶ドードーのキッチンで。 / 標野凪

最近SNSでよく見かける小説。
おひとりさま専用のカフェを舞台にした小説なのですが、コロナ禍もしっかり反映されていて、このご時世に疲れた人にぴったりの小説です。

この本は文庫本なのですが、GW後半に仙台へ向かう新幹線の中で読めるかなと思って選びました。

こんな日は喫茶ドードーで雨宿り。 / 標野凪

喫茶ドードー2作目。
こちら1作目が軽く読めそうだったので、2作目も買いました。
結果、帰省の往復でしっかり読めました◎

 

おわりに

本を1万円分も買うなんて、かなり贅沢した感じがする。
こうやってみると、普段は推理小説ばかり読んでいる割に、手に取ったのは日常に寄り添ってくれるような優しい物語ばかり。

疲れている自分も反映されていて、おもしろい!

 

以前、どこかで「裸を見られるよりも、本棚を見られる方が恥ずかしい」みたいな言葉を目にしたけれど、本当にそうで。
本棚に並ぶ本って、自分が求めているものを如実に映し出している気がします。
ハウツー本然り、こういう小説然り。

癒しを求めるわたしに、しっかり休みつつ本を読む時間をとれたらなと思います。

 

満足感があったので、ちょこちょこ私的一万円選書を開催していきたいなぁ。

おまけ

1万円とは別に、詩の絵本も購入しました。
自分の本も楽しいけれど、絵本選びも楽しい!
だんだん理解できる文章も増えてきているし、好き嫌いも出てきたので、絵本がとても選びやすい…!

 

いま大好きな動物、野菜
そしてベストセラーなはらぺこあおむしを選びました。
どの絵本も気に入ってくれてよかった!

 

お題「我が家の本棚」