
年末年始が終わって、少し疲れたなあという朝。
今日は七草粥を作ろう。
娘に日本の伝統を知ってもらいたいのと、家族の胃を少し休めたくて。
娘とつくる七草粥、からだと心を休める朝

今年は千葉さんの実家に帰省して年末年始を過ごしたのだけど、
すき焼き、お寿司、うなぎ、蕎麦、おせち、牛タン、お餅、ステーキ…
と、大いなる歓待を受けて胃がお疲れモードなのです。
七草の名前は、なんとなくうろ覚え。
昔母が呪文のように唱えていた、57577のリズムは覚えているけれど、どれがどれだか…
だから本を開いて、詩と一緒に確認するところから。

「かぶじゃなくてすずななの?」
「だいこんちいさい!」と大興奮
“教える”というより、一緒に眺めて、知っていく時間。

仙台ではせりの根っこを美味しくいただいたけれど、
七草粥にはいれないものだろうか。
娘にはキッチンバサミを使ってもらい、
ぱちんぱちんと小気味よく七草を刻んでいきます。

刻んだ七草をおかゆに入れると、台所に少し青い香りが広がる。
特別なことはしていないけれど、
いつもの朝より、少しだけ静かで、丁寧。

胃を休めたいなんて言いつつ、卵とキムチを添えて。
おかゆに卵は落とさずに、ゆで卵にしました。

七草粥って、すごく美味しいものではないけれど、
からだに「おつかれさま」と言っている感じがする。
大忙しだったわたしたちの体に優しさがしっかり染み渡っている。
七草は毎回確認しないとわからないけれど。
詩の中にこういう朝があったことが、残ってくれたらいいなと思う。
季節が巡っていること、
昔から続いている習慣があること、
それを一緒に体験すること。
疲れた胃を休めるために作った七草粥だけど、
気づいたら、心のほうも少し整った気がする。



