こんばんは、葵です。
最近ジャズの勉強をはじめました。
高校生の頃からジャズ(を聴きながら優雅に過ごすこと)に憧れていて、大学時代にツタヤで働き出したことをきっかけにジャズのCDを聴くようになり‥
— 葵 @ I am 💐 (@___s72) 2017年9月4日
最近本屋で『油井正一のジャズ名盤物語』を見つけて、学びながら聴くようになりました!
奥深い‥!
学びだすと奥深くて、ハードルが高く感じるのですが、ジャズってもっと身近なもの。
それこそよく目にするCMに使われていたり…
というわけで、蘊蓄はポイっとして、素敵だなと思うジャズを選んでみました。
ジャズ初心者が選ぶ好きな曲10選
Moanin’
人によるとは思うのですが、わたしは「これぞJAZZ!」と思っている一曲。
高校時代に聴いて憧れたのがこの曲でした。
いろんな人のバージョンがありますが、ベーシックなアート・ブレイキーをおすすめ!
最初は静かに、怒りがふつふつと湧き上がるように…そして爆発するようなドラム。
黒人の怒りが感じられるようで好きな曲です。
Take five
5拍子という珍しいリズムも耳に残るのですが、やはり入りのサックス
そろりと入ってきたかと思うと、一気に強くなる音に心を掴まれます。
ドラムも力強くて、渋いジャズな感じがすごく好きです。
ジャズバーでウィスキー飲みながら聴くのが夢!
Fly Me To The Moon
わたしの一番好きな曲で、女心を可愛らしく、もどかしく歌い上げている曲。
大好きなヘイリー・ロレンが歌うと、キャッチーで軽やか、歌詞のキュートさと相まってとても可愛い曲になります。
ボサノバ・ジャズっぽいアレンジが主流になってきているので、ケイ・バラードやドリス・デイが歌っているのを聞くとイメージが少し違うかも…
Blue Train
そろりと寝台電車が発車するごとく、スローで始まるこの曲。
かと思ったら、だんだんとスピードを上げ、引き締まっているのだけれど疾走感が溢れる。
最後は駅に到着するように、スローダウンしていき、静かな余韻を残してくれます。
ジョン・コルトレーンのサックスプレイが素敵すぎて、クラクラしてくる曲。
朝早く、新幹線に乗ったときにはこの曲を流して、旅のはじまりを感じています。
My Favorite Things
映画『サウンド・オブ・ミュージック』の一曲で、「そうだ京都、いこう」のCMソングでも有名な曲。
Blue Trainに引き続き、ジョン・コルトレーン
ジョン・コルトレーンのサックスの音色がいいのはもちろんなのですが、ピアノが素敵!
バックで主張しすぎず控えめに、でもしっかり存在感もあるのです。
Cry me a river
ジュリー・ロンドンのかすれた声が、印象的なこの曲。
一度自分を裏切った恋人が復縁を迫るこの曲ですが、「今更遅いのよ」「川のように泣けばいいわ」「わたしがそうしたように」とバッサリ切り捨てるのがかっこいい!
激しいドラムなどはありませんが、哀愁漂うメロディとジュリーの声を堪能しながら、赤ワインを飲みたい…
Lullaby of Birdland
JUJUのカバーでも有名になった曲なので、聴いたことある人も多いのでは?
サラのハスキーボイスが、心地いい一曲。
子守唄と名がつきながらも、実はラブソング。サラの声といい、メロディといい、すこし大人向けのラブソングジャスです。
Candy
どのアルバムを聴いたらいいかわからず、とりあえず手に取ったコンピレーションアルバム『モテJAZZ』に入っていて好きになった曲。
甘いメロディと、可愛い歌詞がたまらない!
Lee MorganバージョンのCandyは歌詞がなく、テンポ良く聞けます。
甘ったるさは減るものの、歌詞がなくても可愛さが十分伝わってくる!
枯葉
静かにそこはかとなく漂う哀愁がたまらない一曲。
歌詞があるバージョンもあって、その歌詞もまた少し切なくて…
ですが、今回は、大好きなビル・エヴァンズバージョンを。
My Funny Valentine
チャット・ベイーカーの甘い声に惚れる一曲
バレンタインデーのバレンタインではなく、恋人バレンタインへ向けたラブソングです。
ラブソングなのに、すこし落ち着いた、暗めな印象の曲が耳に残ります。
Route 66
アメリカの道路をぐんぐん駆けていきたくなる曲。軽やかに疾走感溢れるピアノが良いです。
死ぬまでにやりたいことリストには、この曲を聴きながらアメリカのルート66をドライブするという項目が入っているくらい好きな曲!
おわりに
蘊蓄はポイするといった割に、浅い浅い蘊蓄を語ってしまいました…。
「In The Mood」や「Sing Sing Sing」など、誰もがCMなどで耳にしたことのある曲を入れればよかったのですが…
リストを作ってみて、改めて「スウィングジャズ」よりも「モダンジャズ」が好きなのだなと思いました。お酒を飲みながらしっとりと聴くのがジャズだと思っている節が…
今回上げた曲がピンと来なくても、スウィングジャズ(映画「スウィング・ガール」に出てきた感じのキャッチーなジャズ)なら好きかもしれないし、別の人の演奏だとピンっとくることもあると思います。
ですので、興味を持たれたら、ぜひ一度You Tubeで調べて聴いてみてください!
来年は、ジャズバーに行ってみたい…!
バーすら行ったことないので、ハードルが高いですが…