こんばんは、葵です。
夏も終わりかけだけど、わたしはまだ夏休みの振り返り中。
今日は世界で一冊だけのオリジナルノートがつくれるカキモリさんのおはなし。
カキモリで世界に一冊のノートをつくってみた
カキモリ
蔵前の駅から徒歩15分ほど。
蔵前の下町情緒溢れる街並みを歩いていると、おしゃれなお店が現れます。
以前は、インクスタンドと並んで立っていたカキモリさんでしたが、移動して駅からちょっぴり遠くなりました。
おしゃれな外観に、わくわくが止まらない!
大きな窓からは、オリジナルノートを作る人たちの楽しそうな顔が見えます。
どきどきしながら入店。
重いドアを開けると…
開放感あふれる店内。
みなさん思い思いにオリジナルノートを選んでいらっしゃいます。
ノートのほかにも、万年筆に鉛筆、レターセットにオリジナルインクなど。
いろんな文房具が並んでいます。
オーダーノートをつくってみた
さっそく、オーダーノートづくりへ。
このトレーに記載されている手順でオーダーノートをつくっていきます。
今回のわたしのノートは「わくわくが詰まったアイデア帳」
芸人さんのネタ帳のように、たくさんのわくわくで溢れているのが理想。
そのため、持ち運びしやすく、書くのが楽しくなるノートを作りたいと思います。
①サイズ選び
まずはサイズ選びから。
大きめのB5と小さめのB6から選べます。
わたしは持ち運びをしたいという条件もあり、B6をチョイス!
②表紙・背表紙選び
肝心かなめの、表紙と裏表紙を選んできます。
無地から大判柄、細かい柄まで、たくさんの種類があります。
どれも可愛くて迷っちゃう…
うんうん唸りながら、何度も棚の前を行き来しながら、選んでいきます。
③中紙選び
表紙を選んだら、次は中紙を選んでいきます。
お店では、紙の説明書きとともに、試し書きできるコーナーがあります。
鉛筆、ボールペン、万年筆と、いろんな種類の筆記具が置いてあって、それぞれの描き心地を確認できるのがうれしい!
紙といっても、ざらざらしていたり、ツルツルしていたり…
引っかかるような書き心地が好きな人もいれば、流れるようにさらさら書けるのが好みの人もいますよね。
ここでしっかりと試して、自分好みの紙を選んできます。
紙は何種類でも入れてOK!
画用紙と普通のノート、方眼と罫線と無地、スケジュール帳…
自分の用途に合わせて選べるのです。
④留め具やリングを選ぶ
表紙と中紙を選んだら、留め具とリングを選びます。
ゴム留め、ボタン留め、封緘留め…
色や素材も選べて、とにかく迷う!
⑤製本作業
すべて終わったら製本作業に入ります。
大きな機械でリングの穴をあけて、リングを取り付けて…
と、自分のノートができる様子を見ているのは楽しい。
お店が混んできたら、お店の外に出て。
俯瞰で見るのもたのしい。
暑い日だったので、麦茶が用意してありました。
こういう心配りがうれしい。
ひとしきりノートがつくられる様子を観察したので、わたしはカフェに移動して…
出来上がりを待ちます。
オリジナルノート
完成したノートがこちら。
「とにかく、持ち運びたくなるノートを。」
をテーマに、わたしの好みをぎゅぎゅっと入れました。
表紙は、水色に白いお花の柄を。
明るい色のノートは、持ち歩くだけでどきどきできそうです!
裏表紙はイエローをチョイス。
明るすぎない、山吹色が気に入っています。
留め具は、封緘留めを。
ナチュラルっぽい色の封緘に、オリーブ色の紐を合わせました。
くるくる、とまわして留めるのはすこし手間だけど。
ノートをあけるときの楽しさはひとしお!
リングは金色で、上下留めにしてもらいました。
ノートを書くとリングが当たって不快なので、手が当たらないように。
オリジナルのノートだと、そういう配慮ができるのがありがたい!
中の紙は2種類にしました。
白っぽい紙が「バンクペーパー」
銀行での帳簿や細字を扱う業務に向けて作られた紙。
さらさらなめらかな書き心地がよく、万年筆との相性も良いとのこと。
流れるようにかけて、裏うつりもしない、とても良い紙です。
クリーム色ぽいのが「フルース紙」
明治時代にイギリスから輸入された万年筆に適した紙、フルースキャップが由来。
こんな紙を国内生産してほしいという声から生まれたらしい、日本製。
こちらもさらさらなめらかに書けて、試し書きでうっとりしたもの。
個人的には、フルース紙のクリーム色が好みなのだけれど…
万年筆のインクがきれいに発色してくれるのはバンクペーパーかなと思って、2種類の紙をいれました。
おわりに
一年越しの願いを叶えてきました。
完全にオリジナルにしたつもりだったけれど、インスタを覗いてみると全く同じようなノートを作られている方がたくさんいて、すこしがっかり。
ですが、わたし好みの可愛いノートができました。
ブログのネタであったり、楽しかったことであったり…
いろんなことを記録していきたいとおもいます。
ノートだけでなく、文房具を見ても楽しい、カキモリさん。
蔵前の駅にほど近いインクスタンドでは、オリジナルのインクも作れます。
オリジナルのノートにオリジナルのインクで楽しい予定を書く。
考えただけでわくわくしちゃう!
おみせはこちら