子どもが生まれてから、季節のしつらいや伝統行事を大切にしたいという気持ちが大きくなりました。
昔の人が大切にしてきた想いを学んでほしいのもあるけれど、単純に季節ごとに行事を祝うのってわくわくして楽しいし!
なんて考えているわたしですが、わたしの実家は季節のしつらいや行事は気にしないおうちでして…お正月と節分、クリスマスくらいかしら…?
なにを行うのか、その謂れはと聞かれても、ちんぷんかんぷん。
教養として知っておいてもいいのかも、と思っていたところいいものを発見しました!
きせつのしつらいを学ぶ
中川政七商店さんの『きせつのしつらいえほん』
その名の通り、季節のしつらいについて書かれている絵本です。
絵本なので、子どもにもわかりやすくて、眺めているだけで楽しい!
見た目も可愛すぎるので、本棚に見えるように飾っています。
こんな感じで、見返しには季節の行事や祝日、二十四節気などが書かれています。
1年の行事が一目瞭然でわかりやすい!
こんなにいろいろあるんだなぁって、大人のわたしもびっくりしました。
子どもにもわかりやすく、どういう行事なのかが書かれています。
こどもの幸せを願う日、自然に親しみゆたかな心をはぐくむ日…
清明の「すべての生きものがいきいきするころ」っていう説明が大好きすぎる!
子どもに説明しやすくて、大人も理解しやすい!
中身はこんな感じ。
おせちの中身の由来とか、一の重には何を入れるとか書いてあります。
我が家で作るおせちはお重に入れず、代表的なものをつくるのみ。
千葉さんもわたしもあまりおせちは好きじゃないっていうのもあるけれど、一の重にどんなかんじで詰めるのかがよくわからなかったから。
詩が大きくなったら、これを見ながら家族みんなで詰めてみてもいいかも!
これからの季節だと七夕とか…
子どもの頃はかなりメジャーだったけれど、大きくなってからは縁遠くなった行事だなぁ。
子どもの頃に七夕の飾りとしていろいろと作ったけれど、それぞれに意味があるんだなぁ。
知らなかったことがいっぱい。
こいのぼりにも吹き流しがついていたけれど、これは魔除けの意味があったんだ。
いままで目にしてきたはずなのに、改めて意味を知りました。
知っているつもりでも、くわしい謂れはわからなかったり、二十四節気は全部は知らなかったり…
30年生きてきても、日本の行事について知らないことって案外たくさんあるもの。
せっかくだったら、もっとよく知って、四季折々を楽しみたい!
大人も子どもも楽しめる、きせつのしつらいえほん買ってよかった!