新緑が、だんだんと深くなっていく。
キラキラ光る緑も綺麗だけど、しっとりと濡れたように揺れる緑も素敵。
お家に篭っている間に、気づけば新緑は過ぎて…
仙台は杜の都の名に相応しく、深い緑に包まれていました。
ふと、定禅寺通りを見たくなって。
買い物帰りにふらりと立ち寄ってみました。
定禅寺通りをふらりと散歩してきた
仙台屈指の飲み屋街、国分町を抜けると…
街中に、小さな森が現れたみたい!
なんだか急に、別世界に来たような気分。
ついこの間まで、小さい葉が点々としていたのに…
すっかり生い茂って、青葉のアーチになっています。
ベンチが転々とあるので、座ってひと休み。
そよそよ吹く風と、きらきら降り注ぐ木漏れ日が気持ちいい。
ここでお昼寝したら幸せだろうなぁ。
ビルの窓に映った緑がきれい。
街の喧騒から離れて、タクシーの運転手さんもしばし休憩です。
光のページェントの時は寂しげだった銅像も、緑を背負ってなんだか誇らしげ。
本当ならば、青葉まつりが開催されるはずだったのに、コロナの影響で中止に。
たぶん、いつもよりもちょっぴり静かな定禅寺通り。
こんなに綺麗なのに、仙台の人は見慣れている様子。
目にも止めず、すいすい進んでいきます。
美容師さんに「定禅寺通りが綺麗でした」って話をしたら、「ヒカペの時期以外で見にいく人いるんだね」と言われました。
街の喧騒から切り離されたような、定禅寺通りのゆったりした空気が好き。
楽しみにしていた定禅寺通りジャズフェスティバルもなくなってしまったけれど…
夏も秋も、ふらりと訪れてみようと思います。