こんばんは、葵です。
はてなブログではよく見る「ゲストハウス」
安価で泊まることができ、宿泊者同士の交流もできてしまうと話題のお宿です。
名前はよく聞いていて興味があったのですが、安全面などの観点から勇気がでなかったのですが‥ゆのじちゃん前撮りの機会に、泊まらせていただきました!
楽しすぎたため、写真を撮るのを忘れていました…
ゲストハウス 琥珀さんに宿泊してきた
ゲストハウス 琥珀
ゆのじさんに連れられてやってきたのは 琥珀さん。
実は泊まることを意識する前からInstagramをフォローされていたという、縁のあるゲストハウスさんです。
初めてのゲストハウス
ゲストハウス初心者で怖いというわたしのために、個室のあるゲストハウスを選んでくれました。2階の和室1室がわたしたちの空間です。
ゲストハウスは大部屋に二段ベッドが並べてあることが多く(所謂ドミトリー)、見知らぬ方と相部屋になるのですが、いきなりドミトリーは抵抗ある人にもおすすめの、プライベート空間です。
お風呂やトイレは共有ですが、この日は宿泊者が多くなかったからか、人に会わない位置にあったためか、ほぼ人を気にすることなく使えました。
共同スペースが心地いい
日本史の本や仏像の本、ゆのじちゃんおすすめの「便覧」も置いてある本棚。
ニッチな本たちが、わくわく感をそそります。
いたるところに見られる、ステンドグラスのライトも可愛い!
オーナーさんがいい人
人見知りが激しいわたしなので、内心「オーナーさんとのお話、不安…」「宿泊者との交流ドキドキ…」と怯えていました。
ですが、さらりとわたしの名前を呼んでおはなしを振ってくださったり、質問を投げかけてくださるという、気配り上手!
気づけばオーナーさんが大好きになっていました!
今回の宿泊者はゆのじさんの間接的な知り合いということもあり、話題についていけなくてあわあわ。
そんなときもオーナーさんがさっと状況説明をしてくださったり、わたしに話題を振ってくださったりと交流しやすい環境をつくってくださって、とてもありがたかったです!
中国茶で心を酔わせる
今回、一番心に残る出来事だったのがこちら。
夜寛いでいると、オーナーさんからお茶会に参加しないかと声がかかりました。
なんと、「中国茶で酔いながら語らう会」でした。
中国茶で心を酔わせる!?
お酒じゃなくて?とびっくりして興味津々で参加。
葉っぱから入れる、プーアル茶は飲んでいると身体がポカポカと暖かくなり、血流がよくなって、頭ははっきりしているのだけれど、心が高揚してくるそんな感覚を覚えます。
本当に心が酔っぱらっているみたい…!
すると、ポツポツとみなさん将来の展望や、ニュースに関する持論を展開。
あまり深く考えず生きているわたしは、みなさんの熱い夢にただただ圧倒。
自分の浅はかさに落ち込むと同時に、同年代の方達の熱い想いに喝を入れられたような不思議な気分を味わいました。
夜中の4時、仲もだいぶ深まり、中国茶の酔いもまわり、ふんわりふわふわ心地よい。
熱く語れないわたしは、ポツポツと意見を入れて、心を酔わせながらうっとりと夜が開けていくのを堪能しました。
数時間前にあった仲間と、深い話をしているなんて不思議な感覚。
これがゲストハウスの魅力なのかしら?
朝ごはんはみんなで
昨晩ほろ酔い気分で、ふんわりと約束した朝ごはん
まさか本当に実行されるとは‥!こういうのもゲストハウスならではなのかな?
オーナーさんおすすめの、とても美味しい朝ごはん屋さんへ案内していただきました。
甕
釜でご飯を炊いてくれるこちらのお店
ご飯はおかわり自由という優しいお店で、550円から食べられます!
竃の朝ごはん
こちら550円の卵掛けごはん
お代わりご飯にはおこげが付いていたりして、いちいちテンションが上がります。
黄身の濃い、ぷるんぷるんのたまご
ここにすこし醤油をかけていただきます。
人生で3回目の卵かけご飯は、今まで食べたのとは比べ物にならないくらい濃厚!
味が濃くて、もったりしているけれどさらさらと食べられます。
奈良といえば奈良漬け!実は初体験でした。
ほろっと苦く大人なお味のお漬物。
卵かけご飯のいいアクセントになりました!
美味しい朝食を食べて、宿泊者のかたとはお別れ。
チェックアウトの時間は過ぎているのですが、オーナーさんと梅酒を飲みながら、まったりお話していました。
おわりに
旅行中は同行者とわいわいしたり、ひとり旅では孤高にひとり黙々とということが多く、宿泊者やオーナーさんと仲良くなるという経験が初めてでした。
緊張もしたのですが、みなさんフレンドリーな方で本当に楽しかったです。
たぶん最初の出会いが外国人の宿泊者だったり、大人数だったらまた印象は違っていたのかもしれませんが…
奈良の魅力、大仏の魅力、絶対にすべらないウェディングほら貝の話など、知らなかった世界をどんどん知ることができて楽しかったです。
同年代のかたの熱い夢なども聞けて本当に、こういう一期一会を大切にしたいと思った次第です。
ひとりでゲストハウスはまだまだハードルが高いのですが、旅での面白い出会いがある「ゲストハウス」はまっていきそうです!