こんばんは、葵です。
すこしずつ春の気配を感じます。
先週彼とデートを楽しんでいたところ、桜の木を発見!
小さな春、見つけてきました。
春の訪れに、顔をうずめて
うららかな春の日差しに誘われるように、本町から心斎橋まで。
地下鉄に乗るのはやめて、散歩がてら歩いていこうと私と彼。
歩いていると、淡く甘いピンクがちらりと目に入り、近寄ってみると桜の花が。
「梅の花、まだ撮れるかな?」なんて呟いていたのに、もう桜の花が咲いていて。
本格的な春の訪れを感じました。
思わず駆け出して、桜の花に顔をうずめる。
なんでかわからないけれど、昔から花や葉に埋もれるのが好き。
「せっかくだからお花見でもしようか」と笑う彼の言葉に賛同し、近くのベンチに腰掛けまどろむ。さわさわと頬を撫でる風がくすぐったくて、首を縮める。
日差しが心地よくて、思わずうとうとしてしまうから、近くでコーヒーを買ってふたりで分け合ってみる。
空からこぼれてくるような、桜の木にしばし見とれる。
風が吹くと、はらはら舞い散る花びらが、雪のようで。
春の訪れである桜に、冬のなごりを感じてみたり。
桜の木のそばで楽しそうに遊ぶ子どもを眺め、目を細める彼を盗み見る。
穏やかな彼と過ごす春の昼下がり。
お酒もない、お菓子もない、満開の桜でも並木でもない。
ただ公園に生えている数本の桜の木だけれど、小さな春の訪れに思いっきり顔をうずめて。春をいっぱい吸い込んで。
今週のお題「お花見」