とっておきの本は、コーヒーと一緒に楽しみたくなる。
図書館からの帰り道、すこし寄り道をして。
素敵なカフェで本を読んできました。
平野珈琲でゆっくりと読書を楽しむ
「本当にこの道で合っている?」と不安になった頃、ひょっこり現れる古い家屋。
細い小道を抜けて、すこし奥まったところにひっそり佇んでいました。
平野珈琲さん、とても美味しいコーヒーが飲めると教えてもらったのです。
1階で注文をして、2階の客席へ。
味のある机と椅子、コチコチと時を刻む古時計
スピーカーから静かに流れるジャズ。
なんだかゆったりとした時間が流れていて、落ち着く。
きょろきょろしていると、注文したものが運ばれてきました。
カフェオレ
コーヒーが美味しいお店だから、やっぱりホット!
と思ったんだけど、夏だしすっきり飲みたくて…
ミルクの量が多く見えるけれど、しっかりコーヒーも濃厚!
ふわふわの泡と、ミルクとコーヒー
全てがいい塩梅です。
スッキリ飲めるけれど、美味しいからすこしずつ味わいたい。
なんともジレンマです。
チーズケーキ
チーズケーキがおすすめとお店の方に聞いて。
ふんわりと軽い食べ心地のチーズケーキ
酸味は控えめだけど、さっぱりと食べられます。
添えられたクリームと食べると、こっくりとしてまた違う雰囲気がたのしめます。
図書館で借りてきた本を取り出して。
コーヒーとチーズケーキと共に、ゆっくりと味わう。
当時はまだ、詩がお腹の中にいて。
慣れない土地で、知り合いがいない中で、重くなっていくお腹を抱えて。
52ヘルツで鳴くクジラと、声を拾ってもらえない人々に共感しながら、ほろ苦いカフェオレを飲む。
本を閉じて、ため息ひとつ。
気がつけば、お店にはわたしひとり。
日も傾いて、暑さも和らいだ気配。
さて、そろそろお家に帰ろうか。
美味しいコーヒーと静かで落ち着く空間
長野でのお気に入りの場所を見つけました。
たまには詩を千葉さんに預けて、ひとりゆっくりする時間を取りたいな。
善光寺からもほど近いので、長野に訪れた際にはぜひ立ち寄ってほしいカフェです。