いまさらだけど、5月の我が家のことを。
暑くなり始めた頃、公園へ出かけたとき、花屋さんの前を通るとなにやら看板が。
「初夏のシャクヤク祭り」の文字が。
どうやら、初夏のシャクヤク祭りが開催されているらしい。
心ときめきすぎる…!
我が家でもシャクヤク祭りを開催させるべく、購入してきました。
シャクヤクで初夏の訪れを感じる
シャクヤクといえば、あのことわざ。
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
よく聞くことわざだけど、芍薬のお花は買ったことなかったかも。
お花屋さん曰く、出回り時期が短いからかもねとのこと。
いままでなかなか出会うチャンスがなかった様子。
そう考えると、なんだか運命みたいなものを感じちゃいます。
シャクヤクの蕾は開花させるのが難しいらしいので、蕾を避けて開花しているものを。
とはいえ、長く楽しみたいから控えめに咲いているもの…と選んだのですが、詩と公園に立ち寄ったり、道草くっている間に、どんどん開花している気がする。
おうちに帰ってフラワーベースの用意をしている間にも、ふんわりお花が広がり出して…
芍薬の楽しめる時期の短さは知っていたものの、こんなに!?と驚きです。
早く飾らないと、すぐ咲き誇りそうだ!
たっぷりとお水が吸えるように、ガラスのジャグへ生けました。
佇まいが、本当に美しい…!
豪奢とはこのこと!
気持ちが華やかになります。
普段はどちらかというと、華奢で上品な雰囲気のするお花を好むのですが、こんなに絢爛なお花もいいですね。
花瓶に生けたら途端に花開き出しました。
お部屋中にシャクヤクの香りが広がって、幸せ。
ちなみに、白が氷点、ピンクがドクターフレミングという品種なんだとか。
長野県飯山のみゆきのシャクヤクです。
知らなかったのだけど、長野県は全国トップクラスのシャクヤクの産地なんだとか。
我が家のしろくまちゃんも、夏に着替えて。
麦わら帽子をかぶってもらいました。
これはセリアで買ったペーパーヤーンを編んで作ったもの。
編み物上手の母に編んでもらいました。笑
お家の中に一気に初夏の風が吹きました。
なんだか、涼しげです。
ヨーロッパでは Rose of Mayと呼ばれているらしい、シャクヤク。
駆け込みだったけれど、5月の初夏を堪能できるお花が飾れてよかったです。
いままでわたしの好きな定番の花を買っていたけれど、こうやって思いがけず出会ったお花を飾るのもいいですね。
もっと選り好みせず、いろんなお花を飾っていきたいものです。
初夏なんて言っている間に、すぐ夏は近づいてくるのだけど。
夏の訪れも、季節のしつらいを楽しみながら受け入れていきたいと思います。